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エアープロダクツ、ティッセンクルップとサウジのグリーン水素水電解プラント供給契約

ガスワールドによるとエアープロダクツは13日、サウジアラビアのNEOMでティッセンクループのウデ塩素エンジニアがランドマークのグリーン水素プロジェクトのために2GW以上の電気分解工場を供給すると明らかにした。

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今回の事業は、世界最大規模の一つと推定される50億ドル規模の世界グリーン水素プロジェクトで、エアープロダクツ、ACWAパワー、NEOMのパートナーシップを通じて推進される。

開発されれば、この工場は毎日650トンのグリーン水素を生産すると予想される。

この過程で核心的な役割をするティッセンクルップは、20MWのアルカリ性物電気分解モジュールを基盤に発電所を設計、調達、製作する予定だ。 ティッセンクルップの参加計画は昨年初めて発表された。

エアープロダクツ最高運営責任者(COO)のサミール·セルハン博士は「ティッセンクルップと共に行った今回のプロジェクトの道しるべは、無炭素水素をサウジと全世界に大規模に供給するためのNEOMの強力な発展をさらに早めた」とし、「この革新的なメガプロジェクトの開発と実行はエネルギー転換を成功させるために必要な多くのものの一つであり、私たちは世界の重要なエネルギーおよび環境問題を解決するのに役立つ施設を続けて開発、建設することを期待している」と述べた。

ランドマーク施設で生産された水素を無炭素アンモニアで合成し、エアプロダクトが独占輸出する予定だ。 この事業場で年間120万トンのグリーンアンモニアが生産されると予測される。 生産開始は2026年に予定されている。

ティッセンクループウデ塩素エンジニアのCEOであるデニス·クルードは「私たちは電気分解分野における世界市場の先駆者としてこのようなギガワットプロジェクトを実現するために2つの決定的な要素を導入した。 大規模な標準モジュールの大きさと年間ギガワットセルの製造能力を合弁ベンチャーパートナーであるDe Noraと共に使えば今日の大容量プロジェクトを提供できる」とし「今回のギガワットプロジェクトを通じて我々は製造能力をさらに高めるために投資することを約束した。 またプラント全体の寿命周期でオーダーメイド型サービスソリューションを提供する上で核心的かつ戦略的パートナーがグローバル脱炭酸化の先駆者になれるよう支援する強力なローカル設定を目指す」と述べた。